KS型超高速遠心分離機

最大40,000Gの遠心力で 分離が難しい混合液にも対応し、分級分離も可能 より高い分離精度、そのニーズに応える 高速回転する回転筒によって生じる遠心力で、混合液を分離、清澄します。 分離する混合液の濃度が薄い、比重差が小さい、固形物の粒子径が小さいといった難しい条件に対しても、高い遠心効果で分離を可能とします。 また処理能力が高いため、工程を短縮化し、生産効率も向上できます。 操作に特殊技能は要さず非常に簡単、また耐久性にも優れた構造です。

KS型超高速遠心分離機の特長

最大の遠心効果 生産型遠心機では 最大の遠心力

選べるフレーム型式 使用目的・環境に応じた 最適な型式を選択可

３相分離 軽液、重液、固形物といった 液液固分離可

豊富な回転筒ラインナップ 使用条件に応じた サイズ、材質を選択可

容易な脱着、分解構造 使用後の洗浄や 部品交換も容易

耐久性 厳選材質と十分な強度を 持たせた堅固な構造

こんな課題をお持ちの方に

分離困難な混合液を短時間で 完全分離、清澄する遠心分離機

分離の仕組み 回転筒が高速で回転し、その遠心力は重力の最大40,000倍に達する大きなものとなります。 分離する混合液の給液は、回転筒下部からノズルによって、ヘッドタンクやポンプ等で連続的に注入します。 注入された混合液は、回転筒内で、急速に加速され遠心力を受けます。連続的に給液を行うことで、内壁を上昇しその間に、軽液、重液、固形分の３層に分離します。 軽液、重液は完全に分離して、別々に機外に排出し、固形分は筒内に残存します。

固体×液体（清澄作業） 遠心力を受けて液中の固形微粒子を分離し、清澄な液となり、回転筒上部より排出。 微粒子は回転筒の中に残り、回収できます。

液体×液体（分離作業） 比重の異なる２液混合液を分離する方法です。 軽液は、インサイド・ダム・ディスクの内側より、重液は、その外側より、完全分離されて排出されます。

豊富な機種ラインナップと選べる型式

研究から生産向けまで、ニーズに応じた幅広いサイズをお選びいただけ、最大40,000Gの遠心効果を可能とする機種までラインナップを取り揃えています。
全ての機種で、使用条件に応じて、２種類の型式（開放型、密閉型）からお選びいただけます。

前開き開放型 前開き開放型は、本体の回転部を前方に開くことができます。これにより、本体内部にある回転筒や下部軸受け部等の各部品に、容易にアクセスできる構造です。 前開き開放型の特長 【作業性】 回転筒や部品の脱着作業もスムーズに行えます。メンテナンス作業も容易です。 【清潔な操作環境】 内部の清掃や洗浄が効率的に行えます。 【安全性】 作業が容易な為、事故やけがのリスクを最小限に抑え、作業員の安全性を向上できます。

型式：U4-180-HOS

密閉箱型 密閉箱型は、遠心分離機本体が周囲と完全に隔離され、内部での物質や気体の漏れを防止する構造です。これにより、作業中の物質等の拡散や漏洩を防止できます。 密閉箱型の特長 【作業環境性】 装置内部での物質や気体の漏れを防ぎ、周囲環境への影響を最小限に抑えます。 【安全性】 有害物質や危険物を分離する場合、被害のリスクを軽減し、安全性が向上します。 【衛生性】 外部の汚染物質や微生物の侵入を防ぎ、製品の品質や安全性を保ちます。	ラボシリーズ 型式：U-1-HR

特別型式 特別型式は、燃料油、潤滑油中の水やスラッジを分離洗浄します。高速回転により油中の固体と液体を分離するため、高い分離効率を実現します。 特別型式の特長 【高い清浄化効果】 油中の微細な固体粒子や水分、酸化生成物などを除去し、効果的に除去します。 【安全性】 フレームは簡易密閉構造ですので、外部にミストが漏れません。 【多機能性】 さまざまな種類の油や液体を処理することができます。異なる粘度や汚染度の油に対応できます。

型式：KS-55-NV

よくあるご質問（KS超高速型遠心分離機関連）

関西遠心分離機の製品シリーズ

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