分級分離について
液体中の粒子を、
大きい粒と小さい粒のグループに分ける。
液体中に分散している固体物質を、粒子の大きさ(粒子径)によってグループに分けることを「分級」といいます。遠心分離機は、液体と固体を分けるだけでなく、粒子の大きさをそろえる目的にも利用されます。
分級とは、粒子を大きさで分けること
大きい粒と小さい粒が混ざった対象物から、それぞれのグループを分けます。粒子径の範囲を整えることで、材料に求められる特性や品質の向上を図ります。
実際の分級で、すべての粒子が図のように明確に分かれるとは限りません。分かれ方は、対象物と運転条件に応じて確認します。
固液分離との目的の違い
固液分離
液体と固形分を分けることが目的です。液体をきれいにしたい場合や、固形分を回収したい場合などに使います。
分級分離
固体の粒子を、大きい粒と小さい粒のグループに分けることが目的です。粒子の大きさを整えたい場合に使います。
目標の粒子径に向けて、条件を調整する
遠心分離機による分級では、遠心力を利用し、流量などの運転条件を調整しながら、基準となる粒子径を狙って分離します。
「どのくらいの大きさで分けたいか」「どちらのグループを回収したいか」を整理したうえで、実際の対象物を用いて分級の状態を確認します。
過去事例:インク材料の品質向上
材料の粒子径を整え、品質の向上を図る
当社では、インク材料の品質向上を目的とした分級の事例があります。材料の粒子の大きさをそろえ、その特性を活かす用途です。
具体的な対象材料や粒子径、処理条件については、ご相談ください。
分級をご検討の際は
対象物について
材料の種類や、現在の粒子径の情報を、分かる範囲でお知らせください。
分けたい大きさ
目標とする粒子径と、回収したいグループをお聞かせください。
処理量と目的
処理したい量や、分級で改善したい点をお聞かせください。
