遠心分離機とは?
遠心分離とは、異なる密度(比重)を持つ物質を、遠心力を利用して分離する方法です。
遠心分離機の内部に物質を投入し、回転体(回転筒・ローター)を高速で回転させることで、強い遠心力が発生します。この遠心力によって、物質中の成分が密度の違いに応じて分離されます。
回転が始まると、密度(比重)の大きい成分は外側へ、密度の小さい成分は内側へと移動します。
この性質を利用することで、固体と液体、液体と液体、あるいは粒子径の異なる成分を分離することが可能になります。
遠心分離機の活用分野
遠心分離機は、
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医療分野
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食品産業
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環境分野
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化学工業
など、さまざまな分野で広く使用されています。
研究用途だけでなく、生産工程における分離や、製造工程での精製・品質向上など、工業分野においても重要な役割を担っています。
遠心分離の方式

遠心分離とは、遠心力を使って分離する事で、大きく2種類の方式があります。
自然分離が難しく、分離に長い時間必要な場合に短時間で、分離できる特徴があります。
遠心沈降方式:遠心力で、沈降させる方法。
例:ドレッシングを置いておくと、上部と下部の層に分かれる。
遠心ろ過方式:遠心力で、ろ過させる方法。
例:コーヒーを飲むときに、ろ紙で抽出する。
*注 :完全に溶けている場合は、分離不可。
分離のイメージ
液1と液2は、比重の違う液となります。固形分が完全に溶け込んでいる場合は、分離が出来ません。


